昆虫ホールで「森の読み聞かせ」と「絵本からはじまる自然体験」の
プログラムが進んでいく中、動物ホールでは、楽器を使う
「森の読み聞かせ」はエル・ソレイユのメンバーが行いました。
美しいハープの音色が動物ホールの屋根にやさしくあたり響きます。
体を揺らしながらお話しを聞く小さな子もいて、
声のもつ力とともに音の楽しみを見つける思いです。
絵本とハープの音色が大好評で、12:30からはじまった
「絵本からはじまる自然体験」プログラムの一つ
「こども女将 こごまちゃん」とつくる絵本料理」(前田建設工業)の
はじまりの際にも協力していただきました。
寄贈していただいた木の箱は、絵本箱にも椅子にもなるという
頑丈なつくり。でも、森の香りがふんわり香る優しい雰囲気で、
子どもたちも嬉しそうに座っては、手ざわりを楽しんでいる様子。
テレビにも出ている、こごまちゃんとお母さんのお料理からも
いい香りがしてきます。
おいしい香りと森の香りに包まれながら、
「親子ではじめて料理をするんですよ~。」と嬉しそうに手を添える
お母さんがたくさんいました。
最後に集合写真も撮って、なんだかみんながテレビの出演者みたい。
名残惜しい雰囲気を残しながら、ホールでも絵本の読み聞かせ
が再開されました。
ホール独特の不思議な声の響きも楽しみながら、絵本を
楽しんでいる親子、横でおこなっている「木のぬくもりテント」が
気になっている小さな男の子もいました。
「木のぬくもりテント」は、残念ながら雨で材料が濡れてしまったことも
あり、少し変わった素材をつかったものになりました。
段ボール板をキャンパスに、スギの丸太を薄く切ったものと
パステルを使い立体的な作品を作ったり、丸太板だけを使って、
ポケットに入るクラフト作品もつくることができました。
IVUSAの学生を中心にして、子どもたちに寄り添いがら進む
クラフトに、予定していた「絵本からはじまる自然体験」の一つ
「森のきもち」に走って向かう親子もいました。
まだ10代の学生は、ちょっと年上のお兄さん、お姉さんといった
雰囲気。女の子が「お兄ちゃん欲しくなっちゃった。」と帰り際に
つぶやいてお父さんを焦らせる、微笑ましい風景も見られました。
つづく
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